映画「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」〜サブカルおじさんの妄想

水原希子大好きなので、観てきましたよ「奥田民生に(以下略)」。

 

そもそも奥田民生がカッコいいという価値観は理解できないし(奥田民生に何ら罪は無いのに、奥田民生?ナイナイとやたらと言われて可哀想ではある)、サブカル界隈のオシャレ感とかまったくわからなくて「はあ」という感じ。

 

設定が今の33歳なのには驚いた。その年代で奥田民生になりたいボーイはいない。多分。いたら手を挙げてください。出てくる人出てくる人けっこうみんな面倒くさくて。きっと戯画化されてるのだろうとはいえ、なんか、疲れた。

 

希子ちゃんは最高に可愛く、私だって狂わされたい!と思ったわ。でも、すごくあざとくて。「コーロキさんさすがー!すごーい!」とか。いわゆる「モテる女のさしすせそ」ってヤツですね(ご存じない方はググってください。知らなくていい知識だけど。)

 

基本的に私は「男が好きな女」よりも「女が好きな女」の方が好き。男がよろこびそうな女子アナとか全然受け付けないのね。水原希子はどちらかというと後者に入ると思ってたんだけど、この映画では見事に「男ウケ」を狙った女子を演じてる。希子ちゃんだから許せるけど、他の子がやってたら私的にはナイ。

 

妻夫木聡演じるコーロキくん。男の人でもあんなに恋愛に夢中になるのかしら。私の周りにはそういうタイプの男の子あんまりいなかったから(いや、それを見せないだけか?)、まあ、カワイイなあという気持ちと、仕事中は恋愛のことを考えるなよおい、という気持ちが半々。

 

以下、ネタバレ。

 

 

別の男の人が好きでも、その時その時本気だっていうのはわかる気がする。嘘をついてるんじゃなくて。あっちへふらふらこっちへふらふら、というのでもなくて。目の前の男の人をよろこばせたいという気持ち、わからなくもない。

 

でもさ。DVおじさんをわざわざ出張先に呼ぶかよ!え〜!?気持ち悪いストーカーおじさんと結婚するとかいいますか?え〜!?

 

理解不能。

 

しかしながら。あかりの行動規範を説明する必要はないのだ。だっておじさんの妄想を形にしただけだもの。

 

 

3人の男に取り囲まれるあかりはまるで人形のよう。まったく意思を持っているようには思えなかった。魔性の女とか小悪魔とかファム・ファタルとか。そういうんじゃないの。おじさんがそうしてほしいように動いてるだけなの。

 

あかりが編集長の耳を舐めるシーン、リアルに声が出そうなほど気持ち悪かった。ないわ。無理。

 

もちろん、素敵なおじさまを真剣に愛する若い女の子もいます。でもね、それには深い見識とか他の人にない何か、人間としての魅力が無いと。子供じみたサブカル的価値観のまま大人になったおじさんを、なんであかりみたいな容姿端麗で可憐な女子が相手にするというのでしょう。

 

ゲンズブールはシニックな言動、そして才能があるからこそ女にもてたのであります。ただのサブカルおじさんが狂わせるガールとどうこうとかゆめゆめ思いますな。

 

まあ、可愛い希子ちゃんを見られてうはうはだったからよしとしよう。

 

 

次はもうちょっと楽しい気分になれる作品を観たいものです。