怒りは、ためない。

女の怒りはポイント制、なんて言葉があるようです。

 

空気を読んだり、人の和を大切にしたりすることの多い女性には、理不尽な思いをしたからといってすぐに声を荒らげて抗議する人はあまりいない。

例えば、夫に対して。子供に対して。

 

するとどうなるか。

怒りが積もりに積もって限界に達した時、爆発させることになってしまう。

 

「だいたいあの時さあ」

 

大きな声を出した瞬間、相手の心は閉じてしまう。

限界を超えてからやっと過去のことを持ち出して怒ったところで、もう相手には届かなくなってしまう。

 

「あの時もこうだった。あの時もこうして欲しかった」

 

せっかく怒りを言語化しても、そうやってまとめてこられては、聞く方にも受け入れる余地がなくなってしまうのだ。

 

 

ならば、どうするか。

 

わだかまりがおおきくなる前に、怒りは小出しにする。

 

「え?そんなこと言う?(する?)」

 

あまりの言動に面食らった時、即座に言い返せる人は多くはないだろう。

でも。

ちょっと気持ちが落ち着いてからでいい。

「あの時、こんな言い方をされたのが嫌だった」

「こうされたのはまるでこう扱われたように感じられた」

 

誠実な相手なら、例え一瞬その指摘にムッとしたとしても、

「そんなつもりはなかった。これからは気をつける」

と言ってくれる(筈)。

 

これからもうまくやっていきたい人に対してこそ、

きちんと怒りは出していきましょう。

永く一緒にいたい恋人、夫婦であればなおさら。

 

自分にとってどうでもいい人ならば、

不満さえ伝えずに離れてしまうかもしれないけれど。

 

 

でも、誠実に、冷静に不満を口にしても、

取り合ってもらえなかったら?

 

その時は、お別れすることもやむを得ないかもしれません。

相手と向き合う覚悟はそれくらい、大切なものだと思います。